相も変わらず「日々結線」

金田式バッテリードライブ ラインプリアンプNo. 215 リニューアル

金田式DAC製作に引き続いてのオーディオ電子工作だ。

一時期で揃えた自作オーディオシステムは、今や崩壊状態。

作りかけては中断&企画変更を繰り返し、手元に半完成品やら故障付きの基板がいくつも転がっているありさまだ。

もともと、次はアナログレコードのイコライザー&プリアンプを手掛ける予定で、部品どりのため従来のイコライザー&プリアンプを解体したのだが、新たなものを作る前に、残ったプリアンプ部だけで、ラインアンプを作ることにした。

 解体したのは金田式No. 215。プリアンプ部には銘石2SA726を使ったり、かなり凝ったものだ。解体前も動作には問題なかったので、基板はそのままに配線&ケーシングをやり直せば済むので、難易度は高くない。 

金田式No.215 プリアンプ

金田式No.215 プリアンプ(解体前)

上記のアンプの右側の基板のみでラインアンプ化をする。

狭いところに2枚の基板を押し込んでいて、配線に無理がかかっていたり、長年の使用で錆などの劣化も見られた。配線は丁寧にやり直しをした。

ラインアンプ(金田式No.215)

ラインアンプ(金田式No.215)

メイン基板が1枚になってすっきり。

前面にはヘッドホン端子も追加(出力はラインとパラレル)。

ダイエイ電線と端子の接続部には、熱収縮チューブで保護&補強をした。

ラインアンプ背面

ラインアンプ背面

入力は2系統。電圧出力を1系統。

もともと、セレクター用に多数の穴が空いていたが、かっこ悪いので、アルミ板のサブパネルをつけて余分な穴を隠した。

組みあがったあと、オフセット電圧を調整して視聴。

無事動作を確認した。

ただ、今回はポータブルCDのライン出力からの入力なので、そんな感じの音質だ。

もともと、良い音を出していたので、また改めてその実力を試してみようと思う。