相も変わらず「日々結線」

金田式DAC No. 229 製作再開

しばらく、中断していた金田式DACの製作を再開した。

ヘッドホンIVCのアイドリング電流の調整がどうしてもできなかった理由が分かったからだ。

最初、出力のオフセット電圧を0Vに合わせてから、アイドリング電流を調整しようとしたのが悪かった。当初からある程度アイドリング電流を目標値にあわせつつオフセット電圧をOVに合わせこまないといけなかったのだ。

今回ばかりは、配線ミスでも部品破壊でもなかったのだが、だからこそ原因究明に時間を要してしまった。

 ただ、ここを乗り越えればあとは早い。はず。

DSC基板の抵抗値を一部変更しつつケースに収めていく。

TAKACHI OS44-20-33BX

TAKACHI OS44-20-33BX

 左からデジタル基板、DSC基板、IVC基板となる。

基板幅を揃えていないので、吊り下げ用アルミアングルは30×15mm t=2。

ケースは金田式ご用達のタカチ電機工業のPOSシリーズ。サイズバリエーションが多く、頑丈でルックスもよい。難点なのが、アルミサッシ部材がアルマイト処理で絶縁されていること。今回はそれが気になったので、皿ネジ穴をルーターアルマイト皮膜を削って導通を確保することにした。

導通を確保したアルミサッシ部材とルーター

導通を確保したアルミサッシ部材とルーター