レコードプレーヤー リニューアル
今年は、アナログレコードを楽しみたい。
かつてCD全盛期でもアナログレコードの良さにこだわっていたが、新譜がCD/デジタル音源になったので、自ずとデジタルオーディオに力点が入ってきた。
世は、再びアナログレコードブームとなってみれば、フォノプリアンプは解体され、レコードプレーヤーも調子が悪いときた。
本腰をいれて、アナログレコードの再生システムを、一生ものに再構築しよう。まずは、レコードプレーヤーのリニューアルだ。
私のレコードプレーヤーは、金田式の自作のもの。
フォノモーターとターンテーブルは、Technics SP-10MK2。
相当前に補修部品として単品で調達した。金田式指定パーツ。
プレーヤーボードは、カスタムメイドのカバ桜集成材のもの。
当時、(株)山根樫材工場に発注したが、現在同社は業態変更をしているようで、今もこのようなオーダーメイドをしているかは不明である。美しく非常に貴重なボードだと自分で非常に満足している逸品だ。
ターンテーブル制御アンプは、金田式の自作。
2007年製作だが、その後の回路の進化を今回反映させたい。
また、製作当時は、調整を簡易的な手法でやったが、オシロスコープを使ってきっちり行い、所定の性能をしっかり発揮させることとする。今回のリニューアルのポイントはここになる。
トーンアームはSAECアームを無理やりピュアストレートアームに改造したもの。
シールドが一部甘くて、微弱なノイズを拾っているように思うので、若干この部分を見直そうと思っている。思い切って買い替えとも思うのだが、昨今、価格が高くて踏ん切りがつかいない。