相も変わらず「日々結線」

オーディオインターフェース UR22 mkII 導入!

RolandUA-25がwindows10非対応ということで、引退(&売却)となっていたが、アナログレコードのデジタイズや、我が家のオーディオシステムのハイレゾ対応も視野に入れ、新たなオーディオインターフェースを導入することにした。

 従来、アナログレコード等のデジタイズには、ZOOMのハンディレコーダーH4nを使用していたが、このデバイス、96khz24bitの録音はできるが、USBオーディオインターフェースとしてはハイレゾ非対応の仕様である。

アナログレコードのスクラッチノイズ除去をaudacityでやったうえで、ハイレゾ音源アーカイブを作る予定なので、ハイレゾ対応のオーディオインターフェースがなんとしてもほしい。

ローコストに割り切れば、DIGI fi #15付録のD/Dコンバーター+手持ちのDAC金田式DACとか DIGI fi#16付録のDACなど)というアイデアもある。

store.stereosound.co.jp

しかし、今後のデジタルアーカイブのキーデバイスであり、ちゃんとしたものを買っておこうと考え直した。

実は、最後まで候補として迷ったのがZOOM U-44。

非常に多機能。S/P DIF入出力を備える点が特に魅力的。デジタルTV放送のライブ番組の音源化も、私のニーズとして大きく、また、年数回、生録の機会があり、H4nの買い替えるというのも決して悪くない考えだ。

でも、結局選んだのは、Steinberg UR22 mkII。

  1. ネットでの高い評価。特に音質!!
  2. お手頃価格(1万円台)
  3. 192khz 24bitまでのハイレゾ対応
  4. Micro USBの5V外部電源対応

この製品、本当に評価が高い。ECサイトのレビューもそうだが、DTM系のライター/ユーザー系のコメントもいいものが多い。特に、マイクアンプなどアナログ系の回路に力を入れているというのは、オーディオマニア的にも望ましい印象を持つ。デジタル系は、半導体チップ自体は、メジャーなメーカーは限られるので、トータルの作り込みが大事だと個人的には考えている。steinberg社の親会社のヤマハ(株)のエンジニアが設計と聞く。そこも期待だ。

実際のデジタルアーカイブでは、どのレートを使うかまだ決めていないが、買い替えなのでハイスペックは欲しいところ。アナログレコードの録音という点ではDSDフォーマットも注目を集めているが、PCソフトでのスクラッチノイズの除去はPCMフォーマットにする必要があるとのネットの記事を見て、ここは割り切ることにした。

DSDフォーマットの音源購入をした場合は、我が家のメインオーディオアプリAudioGateで対応してもらおう。

S/P DIF入出力も割り切った。BD/HDDレコーダーからの音楽データ抽出はいったんDACでアナログ変換してから、本デバイスでデジタル変換することにする。DAC金田式DACを使うのでできうるかぎりのクオリティは確保できたとする。実際、昨今販売されている旧録音のハイレゾ音源もD/A & A/D変換されているものが多いではないか。実のところ、H4nを使ったテレビライブ放送の音源化でもなんら支障はない。

外部電源仕様は、このデバイスiOS機器で使用するためと聞いているが、ここはオーディオマニア的にはうれしいところ。USBバス電源は音質的には問題あることは経験上明らかだからだ。

あとは、購入予算だ。これを機に長らく使用していなかったSonyのCDプレーヤーCDP-X5ESを手放すことにした。CDはいまだ購入するが、音源をHDDに落としてPCやWMで聴くスタイルが定着してしまったのだ。名残惜しいがこれで1万円ゲット。ネットでためたポイントも使って、購入ボタンを押した。